🦷口から健康を守る!「口腔機能低下症」をご存じですか?
年齢を重ねると、「食べにくい」「むせやすい」「話しづらい」といったお口の変化を感じる方が増えてきます。
これらの症状、実は「口腔機能低下症」という病気のサインかもしれません。
■ 口腔機能低下症とは?
口腔機能低下症とは、噛む・飲み込む・話す・唾液を出すといったお口の働きが、加齢や病気などによって少しずつ低下していく状態を指します。
2018年からは、保険診療で正式に診断・管理できる疾患として位置づけられています(出典:日本歯科医師会、厚生労働省)。
放っておくと、食事量の減少や誤嚥性肺炎、低栄養など、全身の健康にも影響を及ぼすことがあります。
■ どんな症状があるの?
次のような変化が見られたら、口腔機能低下症の可能性があります。
- 食事中によくむせる
- 噛む力が弱くなった
- 口の中が乾きやすい
- 発音がはっきりしない
- 食事に時間がかかる
- 顔の筋肉がこわばっている
これらは「年のせい」と思われがちですが、早めに気づいて対処することで改善できる場合も多いのです。
■ 歯科医院でできること
歯科医院では、専用の検査機器を使って「舌の動き」「唾液量」「噛む力」などを測定し、総合的に評価します。
その結果に応じて、以下のようなサポートを行います。
- 口腔機能を維持・改善するためのトレーニング指導
- 義歯の調整や噛み合わせの改善
- 口腔ケアや唾液腺マッサージのアドバイス
また、介護職員の方にとっても、利用者さんの「食べ方」「話し方」「表情の変化」に気づくことはとても大切です。
歯科との連携により、誤嚥性肺炎の予防や食事の質の向上につながります。
■ 日常でできる予防法
- よく噛んで食べる(1口30回を目安に)
- 口を大きく動かして話す・歌う
- 唾液腺マッサージを習慣にする
- 定期的に歯科検診を受ける
これらの積み重ねが、口腔機能の維持に役立ちます。
■ まとめ
「口腔機能低下症」は、早期発見・早期対応が何より大切です。
お口の健康は、食べる喜びや会話の楽しみ、そして全身の健康を支える大切な要素です。
「最近、食べづらい」「むせやすい」と感じたら、ぜひ一度歯科医院でご相談ください。
私たちは、皆さまの“お口からの健康づくり”を全力でサポートいたします。
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