虫歯になりやすい人
投稿日:2024年8月15日
カテゴリ:予防歯科
虫歯は、プラーク(歯垢(しこう))の中にいる虫歯菌が、酸を出し、歯を溶かすことで起きる病気です。
虫歯菌は、歯を溶かす酸をつくる力の強い菌や弱い菌がいて、力の強い菌が多ければ虫歯になりやすくなります。
虫歯菌は、糖分を餌にしてどんどん増えるため、甘い物をよく食べれば虫歯になりやすくなります。ただ、虫歯の原因はそれだけではなく、食事の回数や歯並び、歯みがきの状況、唾液の量など、さまざまな原因によって生じます。
虫歯の原因となる細菌は糖を代謝することで歯を溶かす酸を出します。
そのため、日常的に甘いものを食べたり飲んだりしていると虫歯になりやすくなります。
おやつなどの間食が多かったり時間をかけて食事を行っていることも、虫歯になる原因の1つです。
口呼吸を頻繁に行っている人も虫歯になる危険性が高いです。
口呼吸をしていると口の中が乾燥してしまい唾液の量が減少してしまいます。
唾液には食べ物を分解する消化作用だけでなく菌の増殖を防ぐ抗菌作用もあるため、乾燥状態が続くと虫歯になりやすくなります。
虫歯を防ぐために、日常の食生活や生活習慣が乱れている場合はしっかりと改める必要があります。
食べ方の改善をするのも効果的です。甘い物や酸性のものが好きな人はだらだら食べないように気をつけましょう。
食べる量よりも、口の中に長くそれを含んでいることのほうが良くないので、間食を減らしたり、食べた後に口をゆすいだりすることが効果的です。
自分だけでは歯を完璧に綺麗にすることはなかなかできません。
そのため、定期的に歯科医院に通って歯のメンテナンスを行い虫歯を予防しましょう。
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