親知らずは抜いた方がいいの?
投稿日:2025年11月15日
カテゴリ:未分類
親知らずを抜いた方が良いかどうかは、親知らずの状態や、それが周りの歯や口腔環境に与える影響
によって大きく異なります。
一般的に、以下のような場合は親知らずの抜歯が検討されます。
* 虫歯のリスクが高い場合:
親知らずは奥の奥に生えてくるため、歯ブラシが届きにくく、汚れが溜まりやすいです。
そのため、虫歯になってしまうリスクが高く、さらに手前の健康な歯にまで虫歯が広がってしまう
可能性があります。
* 歯周病のリスクが高い場合:
親知らずの周りの歯肉は炎症を起こしやすく、歯周病が進行しやすい環境にあります。
* 腫れや痛みを繰り返す場合:
親知らずの周りの歯肉に細菌が感染し、腫れたり痛んだりする智歯周囲炎を繰り返す場合、
抜歯を検討します。
* 手前の歯を押している場合:
親知らずが斜めに生えたり、完全に埋まっていたりする場合でも、手前の歯を押して歯並びが
悪くなる原因になることがあります。
* 矯正治療の妨げになる場合: 矯正治療を行う際に、親知らずが歯並びを悪くする可能性があると
判断された場合。
* 顎の骨の中に完全に埋まっている場合でも、将来的に悪影響を及ぼす可能性があると
判断された場合(嚢胞形成のリスクなど)。
一方で、以下のような場合は親知らずを無理に抜く必要がないこともあります。
* まっすぐ正常に生えていて、しっかり噛み合っており、清掃状態も良好な場合。
* 完全に骨の中に埋まっていて、周囲の歯や組織に全く影響を与えていない場合。
* 抜歯によるリスクが高いと判断される場合。
最終的に親知らずを抜くかどうかは、歯科医師がレントゲンや口腔内の状態を総合的に判断して
決定します。
ご自身の親知らずの状態について不安や疑問がある場合は、自己判断せずに歯科医院を受診し、
しっかりと相談することが最も大切です。
あおば歯科クリニックでも、親知らずの相談や検査を丁寧に行っています。
まずは歯科医院を受診して、専門家の意見を聞いてみてください。
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