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痛みどめの種類について

投稿日:2021年5月27日

カテゴリ:スタッフブログ

痛み止めの種類について

歯の痛みには様々な原因がありますが、多いものとして生体内に炎症が生じた結果によるものがあります。今回は炎症が原因による歯の痛みについてお話ししてみたいと思います。
炎症とは身体を守る生体の防御反応です。例えば、身体に侵入した細菌やウイルスと白血球が戦っているときに起こります。また抜歯後なども炎症が生じ、痛みや腫れが起こります。
歯科医院で処方される痛み止めというと、よく耳にするのがロキソニンとカロナールというお薬があります。しかし痛み止めと一口に言ってもその役割や症状に応じて効き目が違うため今回は少し紹介します。

ロキソニン
一般的にはNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)と言われるお薬です。
虫歯が神経まで進行したり、歯周病が進行したりすることが原因で、体の中からアラキドン酸という物質ができてきます。このアラキドン酸からプロスタグランジンが合成されることで炎症や痛みが生じるとされています。ロキソニンはこのプロスタグランジンの合成抑制によって鎮痛・解熱・抗炎症作用を発揮します。
カロナール
アセトアミノフェンが主成分のお薬です。鎮痛・解熱作用を有しており、ロキソニン同様にプロスタグランジンの合成を阻害しますが、その作用は弱く抗炎症作用はほとんどありません。それはカロナールが脳の中枢神経に作用して間接的に痛みを抑えるからだとされています。
ロキソニンと比較してカロナールは副作用が少なく安全なお薬とされていることから子供でも飲むことができるお薬であり、症状や患者様の体の状態を考えてお薬を処方されていただいております。
参考:日本ペインクリニック学会

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