舌の両脇がデコボコしている!?|新潟県長岡市の歯医者|あおば歯科クリニック

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舌の両脇がデコボコしている!?

投稿日:2023年6月13日

カテゴリ:予防歯科

舌をべぇーっと前に出して観察してみて下さい。

舌の両脇が波打ったようにデコボコしていませんか?

これは“歯が歯列に押し付けられて舌に歯型がついている状態”です。

この舌圧痕と呼ばれる症状の原因は、

・歯ぎしりやくいしばりのよる上下の歯の接触

・疲労、飲酒、消化器機能低下などによる舌のむくみ

・舌の位置の低下(舌筋力の衰え)、舌が大きい、歯並びによるもの などがあげられます。

この原因の一つ、歯ぎしりやくいしばりには様々な弊害があります。

上下の歯は会話や食事をする際の接触する時間を含めても一日20分程度が正常だと言われています。 上下の歯の接触と聞くと一般的には「かみしめ」や「食いしばり」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実際にはグッと強い力でなく上下の歯が接触する程度の力でも口を閉じる筋肉は働いています。

微弱な力でも接触時間が長時間になれば筋肉は疲労してくるため、歯や周辺筋肉にとっては負担がかかってくるのです。

そして常に頬に歯が押し付けられているので頬の粘膜に白い筋のような圧痕ができることもあります。

また、上下の歯の接触があると顎関節への負担が増えるだけでなく、歯や歯周組織の病気(知覚過敏、破折、修復物の破損など)の悪化につながる可能性が考えられています。

 

まずは舌・頬粘膜の圧痕がないかどうかを観察し、あった場合は「唇を閉じて、上下の歯を離し、頬の筋肉の力を抜く」ことを意識し、1日に何度も練習してみてください。

また現代はスマホやゲームの長時間使用により前屈みの姿勢が多くなってきています。前屈みになる事で舌が前歯に当たりやすくなり舌圧痕ができやすいと言われています。 背筋を伸ばしてリラックスした正しい姿勢をとることから意識をしてみましょう。

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